通関士の資格と近い資格〜旅行業務取扱管理者と比べてみる

資格試験を目指すとき、自分がその資格を習得したあとに働いている姿を具体的にイメージしてみることは重要です。通関士というと「世界と繋がれる、関われる」という漠然としたイメージを持っている方が多いと思いますが、言ってしまえば、そのイメージだけであれば、他にも類似した資格はいくつもあります。その一つは「旅行業務取扱管理者」です。特に学生時代、世界各地を旅行して回ったという方にはこの資格がおすすめです。どちらが自分に向いているか、迷っている方には以下の情報を検討してください。

通関士は、海外との物品の流通を扱う資格ですから、主に書類作成が業務の中心になります。パソコンに向かう時間が多いでしょうし、扱う対象は「モノ」といってよいでしょう。それに対して、旅行業務取扱管理者は、旅行代理店で働き、「人」を対象にしてお仕事をします。例えば、顧客のニーズに合わせて、商品を企画したり、利益を生み出しながら、どうやって顧客を惹きつけるのか、広告を作成したりします。もちろん、それだけでなく、主な業務は顧客を連れて、実際に海外に赴くことです。海外ではどんなトラブルが起きるかわかりませんから、臨機応変な対応が求められるでしょう。しかし、そのトラブルにうまく対処して、顧客の笑顔をみることができれば、大きな達成感を感じることができるに違いありません。

このように通関士と旅行業務取扱管理者は目指す方向性が異なるので、自分の適性がどちらに向いているのかを分析して、いずれか一つを目指すのが合理的な方法と言えると思います。