通関士の仕事〜切っても切り離せない関税について知る〜

自分が通関士の試験を受けるべきかを悩んでいる方には、「関税」について少し知っていただくことをおすすめしています。なぜなら、ある方たちは「関税」とか「税金」というフレーズを聞いただけでアレルギーができてしまい、とても通関士の業務などができそうにないことが分かるからです。逆に、この資格に向いている方は、これまで関税について学んだことがなくても、「楽しそう!」とか「やりがいありそう!」という印象を持たれます。ここでは、「関税とはなんぞや?」ということを少しご説明します。

まず、そもそもなんで関税があるのか?という根本的な問題ですが、もっとも大きな理由は国内産業の保護です。例えば、中国や東南アジアなど人件費の安い国から関税がかからずにどんどん安い製品が入ってくれば、国内産業は壊滅しています。また、国内の農業や重要な産業に関しては特に関税率が高めに設定されており、これが一定の輸入品に一定の縛りをかけている、ということになります。

憲法は租税法律主義を規定しており、関税を含めて税金はすべて法律上の根拠を必要としているとしていますが、関税は情勢に合わせて一定の幅の中で政策的に決定できるようになっています。通関士はそれぞれの物品の関税を定めた「実行関税率表」を把握しておかなければなりません。その扱う物品は1万種にも及ぶと言われています。もちろん、主に扱うアイテムは限られているでしょうが、扱う物品に基づいて、すぐに関税を計算することが必要です。上記の情報を読まれてみて、自分には向いていると思う方には、是非おすすめしたいと思います。


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